2008年07月10日
情と遠慮
ちょっと間が開いてしまいました。
その間チームは2連勝し、通算成績6勝2敗、残り2試合というところで現在2位まで浮上してきました。
僕の調子はというと、一つはシングルス、もう一つはダブルスに出たんですが、両方勝ったもののイマイチすっきりしない勝ち方が続いてます。
メンタル面に課題あり。
シングルス:
アメリカ人にありがちなサーブ命のプレーヤーでしたが、リーグ最下位のチームだったこともあり、強くはありませんでした。
が、前週の泥試合とは比較にならないほどのフェアで紳士な明るいおじ様だったことで、妙な情が湧いたのか、第一セットで5-0となったところから
「ちょっとかわいそうか…?」
と、一瞬、一瞬だけ考えてしまいました。
とたんにサーブをはじめ、僕の方に徐々にミスが目立ち始めます。さっきまで強打に使っていたパワーはなぜかかすれたトップスピンに使われ始めていました。
第二セットもずるずるとイマイチ攻め切れない内容は続き、結局6-2、7-5。第二セットは一時4-5まで行く始末。
…どーも異国の地でやさしくされるとやさしさが身にしみていけません。相手がいい人だと無意識に遠慮する傾向にあるようです。試合中にその発想は相手にも失礼、と猛反省。
ダブルス:
4-6,6-2,1-0。
これは明らかにサーブが悪かった日でしたが、それ以外にも(僕にとって)ダブルスならではメンタル面の弱さがでてきました。
この日はライアンとジョンがシングルに出るのでケビンとダブルス組むはずでしたが、ケビンが来ず、急遽デニスおじさんと組むことになりました。このデニスおじさんとはリーグ戦初参戦の年に組んだことがあります。
彼はストロークに若干課題があったんですが、ここ1年でめっきり腕を上げていて、楽しくゲームができると期待していました。ところが年下の僕と久々に組むことで随分遠慮がちになっていたようで、
デニス:ミス→自分に腹を立てる→僕に謝る
僕:デニスのミスをカバーしようと意識する→ミス→デニスに謝る
の繰り返しという悪循環が起きてしまいました。んー、これもメンタルタフネスというか集中力の問題です。味方に遠慮するなんて日本にいた時はなかったんですが、英語力の不足からか、どうもその辺りのニュアンスがお互いつかめておらず、なんとなくずるずるっとポイントを失った感じがします。
まぁ勝ててよかった。次回ダブルスをすることがあったらこうはならないよう、時間をとってペアと話すことにします。
結局試合に来なかったケビンはなんとその数日前に事故にあって重傷を負い、ICUにいることがわかりました。
1週間たった今も危篤状態とのことで、チーム一同とても心配しています。これについては多くは書きませんが、9月に帰国する僕とはもうどう考えても一緒にテニスできません。
残念でしょうがありませんが、いつかコートに戻ってこれることを心から祈っています。
チーム成績 個人成績(S:シングルス、D:ダブルス)
×2-3 ×6-7,4-6(S)
○3-2 欠場
○5-0 ○6-0,6-2(D)
○4-1 ○6-1,6-1(S)
×2-3 ○7-6,7-6(S)
○4-1 ○6-2,6-4(D)
○5-0 ○6-2,7-5(S)
○4-1 ○4-6,6-2,1-0 (D)
その間チームは2連勝し、通算成績6勝2敗、残り2試合というところで現在2位まで浮上してきました。
僕の調子はというと、一つはシングルス、もう一つはダブルスに出たんですが、両方勝ったもののイマイチすっきりしない勝ち方が続いてます。
メンタル面に課題あり。
シングルス:
アメリカ人にありがちなサーブ命のプレーヤーでしたが、リーグ最下位のチームだったこともあり、強くはありませんでした。
が、前週の泥試合とは比較にならないほどのフェアで紳士な明るいおじ様だったことで、妙な情が湧いたのか、第一セットで5-0となったところから
「ちょっとかわいそうか…?」
と、一瞬、一瞬だけ考えてしまいました。
とたんにサーブをはじめ、僕の方に徐々にミスが目立ち始めます。さっきまで強打に使っていたパワーはなぜかかすれたトップスピンに使われ始めていました。
第二セットもずるずるとイマイチ攻め切れない内容は続き、結局6-2、7-5。第二セットは一時4-5まで行く始末。
…どーも異国の地でやさしくされるとやさしさが身にしみていけません。相手がいい人だと無意識に遠慮する傾向にあるようです。試合中にその発想は相手にも失礼、と猛反省。
ダブルス:
4-6,6-2,1-0。
これは明らかにサーブが悪かった日でしたが、それ以外にも(僕にとって)ダブルスならではメンタル面の弱さがでてきました。
この日はライアンとジョンがシングルに出るのでケビンとダブルス組むはずでしたが、ケビンが来ず、急遽デニスおじさんと組むことになりました。このデニスおじさんとはリーグ戦初参戦の年に組んだことがあります。
彼はストロークに若干課題があったんですが、ここ1年でめっきり腕を上げていて、楽しくゲームができると期待していました。ところが年下の僕と久々に組むことで随分遠慮がちになっていたようで、
デニス:ミス→自分に腹を立てる→僕に謝る
僕:デニスのミスをカバーしようと意識する→ミス→デニスに謝る
の繰り返しという悪循環が起きてしまいました。んー、これもメンタルタフネスというか集中力の問題です。味方に遠慮するなんて日本にいた時はなかったんですが、英語力の不足からか、どうもその辺りのニュアンスがお互いつかめておらず、なんとなくずるずるっとポイントを失った感じがします。
まぁ勝ててよかった。次回ダブルスをすることがあったらこうはならないよう、時間をとってペアと話すことにします。
結局試合に来なかったケビンはなんとその数日前に事故にあって重傷を負い、ICUにいることがわかりました。
1週間たった今も危篤状態とのことで、チーム一同とても心配しています。これについては多くは書きませんが、9月に帰国する僕とはもうどう考えても一緒にテニスできません。
残念でしょうがありませんが、いつかコートに戻ってこれることを心から祈っています。
チーム成績 個人成績(S:シングルス、D:ダブルス)
×2-3 ×6-7,4-6(S)
○3-2 欠場
○5-0 ○6-0,6-2(D)
○4-1 ○6-1,6-1(S)
×2-3 ○7-6,7-6(S)
○4-1 ○6-2,6-4(D)
○5-0 ○6-2,7-5(S)
○4-1 ○4-6,6-2,1-0 (D)