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俺は理に会えるのか?アメリカ編 英語はイマイチ、でもテニスは大好きな男のNY週一テニス日記

Aak
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リーグ戦結果

嫁さんの帰国準備なんかで更新がとても遅れました。


さて、とうに出ていたリーグ戦の結果です。








結果:3位(8勝2敗)









チーム成績   個人成績(S:シングルス、D:ダブルス)
×2-3      ×6-7,4-6(S)
○3-2      欠場
○5-0      ○6-0,6-2(D)
○4-1      ○6-1,6-1(S)
×2-3      ○7-6,7-6(S)
○4-1      ○6-2,6-4(D)
○5-0      ○6-2,7-5(S)
○4-1      ○4-6,6-2,1-0 (D)
○3-2      ×1-6,0-6(D)
○4-1      ×3-6,4-6 (S)


個人的には最後の2戦はひどかったですが、チームは当初の目標だったプレーオフ進出ラインである2敗を最後までキープしました。



・・・しましたが、同じく2敗で並んだチームに勝敗数の差でプレーオフの座を奪われてしまいました。

このチーム、いつか書いたマナーの悪いチームで、この後プレーオフでは一回戦で敗退したそうです。うちが出たかった。。



とにもかくにもこれをもって僕のUSTAリーグ挑戦は幕を閉じました。


思えば一年目は言葉の壁に緊張しすぎてそこからアンフォースドエラーの山を築き、「不安定なプレーヤー」のレッテルを貼られましたが、コミュニケーションがとれるようになってきた2年目、3年目は随分試合にも慣れて、楽しむことが出来ました。


日本でもアメリカでも同じレベルのテニス仲間、というのを身内の中で探すのは結構困難なようで、メンバーはそれぞれ近所にいるチームメイトと今も打っているようです。


僕もちょうどライアンが近所に住んでいて、フリーのコートも近くにあるので週1,2回一緒に打ってます。


後一ヶ月で帰国ですが、好きな時に身近な相手とテニスが出来るという環境、日本でも持てたらいいなぁ。
試合レビュー | 投稿者 Aak 04:23 | コメント(0)| トラックバック(0)

情と遠慮

ちょっと間が開いてしまいました。

その間チームは2連勝し、通算成績6勝2敗、残り2試合というところで現在2位まで浮上してきました上昇

僕の調子はというと、一つはシングルス、もう一つはダブルスに出たんですが、両方勝ったもののイマイチすっきりしない勝ち方が続いてます下降



メンタル面に課題あり



シングルス:
アメリカ人にありがちなサーブ命のプレーヤーでしたが、リーグ最下位のチームだったこともあり、強くはありませんでした。

が、前週の泥試合とは比較にならないほどのフェアで紳士な明るいおじ様だったことで、妙な情が湧いたのか、第一セットで5-0となったところから


「ちょっとかわいそうか…?悩んじゃう


と、一瞬、一瞬だけ考えてしまいました。

とたんにサーブをはじめ、僕の方に徐々にミスが目立ち始めます。さっきまで強打に使っていたパワーはなぜかかすれたトップスピンに使われ始めていました。

第二セットもずるずるとイマイチ攻め切れない内容は続き、結局6-2、7-5。第二セットは一時4-5まで行く始末。



…どーも異国の地でやさしくされるとやさしさが身にしみていけません。相手がいい人だと無意識に遠慮する傾向にあるようです。試合中にその発想は相手にも失礼、と猛反省。



ダブルス:
4-6,6-2,1-0

これは明らかにサーブが悪かった日でしたが、それ以外にも(僕にとって)ダブルスならではメンタル面の弱さがでてきました。

この日はライアンとジョンがシングルに出るのでケビンとダブルス組むはずでしたが、ケビンが来ず、急遽デニスおじさんと組むことになりました。このデニスおじさんとはリーグ戦初参戦の年に組んだことがあります。

彼はストロークに若干課題があったんですが、ここ1年でめっきり腕を上げていて、楽しくゲームができると期待していました。ところが年下の僕と久々に組むことで随分遠慮がちになっていたようで、


デニス:ミス→自分に腹を立てる→僕に謝る
僕:デニスのミスをカバーしようと意識する→ミス→デニスに謝る


の繰り返しという悪循環が起きてしまいました。んー、これもメンタルタフネスというか集中力の問題です。味方に遠慮するなんて日本にいた時はなかったんですが、英語力の不足からか、どうもその辺りのニュアンスがお互いつかめておらず、なんとなくずるずるっとポイントを失った感じがします。

まぁ勝ててよかった。次回ダブルスをすることがあったらこうはならないよう、時間をとってペアと話すことにしますフォアハンドbフォアハンドb



結局試合に来なかったケビンはなんとその数日前に事故にあって重傷を負い、ICUにいることがわかりました。

1週間たった今も危篤状態とのことで、チーム一同とても心配しています。これについては多くは書きませんが、9月に帰国する僕とはもうどう考えても一緒にテニスできません。

残念でしょうがありませんが、いつかコートに戻ってこれることを心から祈っています。


チーム成績   個人成績(S:シングルス、D:ダブルス)
×2-3      ×6-7,4-6(S)
○3-2      欠場
○5-0      ○6-0,6-2(D)
○4-1      ○6-1,6-1(S)
×2-3      ○7-6,7-6(S)
○4-1      ○6-2,6-4(D)
○5-0      ○6-2,7-5(S)
○4-1      ○4-6,6-2,1-0 (D)
試合レビュー | 投稿者 Aak 06:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

マナー

3勝2敗と、プレーオフ当落線上の我チームですが、昨日の時点で4勝1敗、2位タイのBチーム(仮名)と当たりました。


ここで勝てばまだ希望は残ります。


普段はなんともないのにダッシュするとやはり左太ももが痛むので、今回はダブルスメンバーとして参加させてもらいました。


テニスをやっていると、若い人からシニアな人、マナーのいい人から悪い人まで本当にいろんな人が幅広くいます。


際どいジャッジにこだわる人や、奇声を発したりこれ見よがしのガッツポーズをして相手を威嚇する人、


日本だと軟式テニスの流れで相手のミスに「ラッキー!!ベー」と叫んでしまう人も多いですね。


今回のBチームはそういう争いを巻き起こしそうな人たちだけを抜き出したようなチーム悪だくみで、全体的に荒れました。


普通問題ある人はチームに一人か二人なんです(うちにも一人いる)が、





 ここはほぼ全員です。





100歩譲って、うちのキャプテンがメンバーを直前で変え、開始時に若干の混乱を招いたのは悪かったとしても、


ある人は、自チームの応援のためにコートの隅で試合を見ている僕(フェンスの外に立ってるだけ)を「気が散るからダメだ、出て行け不満」と言い、


そう言った本人が自分が応援する番になると「さっきのは入ってた!許せない」と試合中のコートに入ってきて怒鳴り、


またある人は僕のことを「Chineseなんとか」と言い、← 聞き取れず。雰囲気的に悪気なく冗談を言ったのは間違いないんですが、ChineseがJapaneseだったとしても人種を出すのが人間性を疑います。おじさんだったので仕方ないかもしれませんが。


またまたある人は相手にボールを渡す時に力いっぱい叩いて渡しテニスボール


唯一温厚そうに見えた相手キャプテンは、自分のメンバーが「3セットフルでやりたい」と申し出たのに、なぜかこちらのキャプテンに「何故そんなことを認めたんだ」と口論を始め、





とにかくコートの中も外も、それはもう雰囲気の悪い試合になりました下降


とりあえず応援中にコートに入ってきたアホはたまたま隣のコートでレッスンをしていたコーチに一喝され、僕は試合をこんなことで壊したくなかったので何とか平常心を保って6-2、6-4で危なげなく勝つことが出来ました。





もちろん内心はグーパンチ出しちゃう寸前ですよ許せない





力いっぱいボールを打って渡されたのなんて中学の軟式テニスのとき以来です。威嚇になると思っているのか何なのか理解できません。


アメリカ人アメリカは子ども扱いされるのが嫌いなはずなんですが、上に書いたこと全部含めて幼稚以外の何でもありません。


今回僕のペアは復帰したライアンだったのでゲームそのものはすごく快適に進められたのに、相手からはポイントのコールも、こちらに対する「ナイスショット」の声もありませんでした。


悲しい…。普通にプレーを楽しむことさえ出来ないアホの集団相手に、本当に昨日の試合はがっかりさせられました悩んじゃう


ブログも書いてみればこんなテニスの試合内容以外のことばかり。試合よりも他の印象ばかり強かったということです。


もう二度とこのチームとはやりたくないです。



チーム成績   個人成績(S:シングルス、D:ダブルス)
×2-3      ×6-7,4-6(S)
○3-2      欠場
○5-0      ○6-0,6-2(D)
○4-1      ○6-1,6-1(S)
×2-3      ○7-6,7-6(S)
○4-1      ○6-2,6-4(D)
試合レビュー | 投稿者 Aak 03:07 | コメント(0)| トラックバック(0)

クレーコート(HAR-TRU)

チーム一丸となって臨んだAチーム(仮名)との試合が終わりました。


結果、2-3で惜敗…。


僕は勝ちましたがチームはこれで2敗目です。プレーオフ進出が早くも厳しくなってきました。

あちらのホームコートで、スペルが正しいかは良く分かりませんがHAR-TRUと呼ばれる緑色のクレーコートでの試合。

アメリカではとてもポピュラーですが日本ではこのサーフェスは見たことがありません。
クレーなんですが日本の運動場クレーコートや、砂入り人工芝と比べて足のスライド幅が随分少ない気がして何度かつんのめりそうになった経験があります。

普段の練習コートがハードコートということもあって、輪をかけて慣れるまで時間がかかります。



最近、ボールの回転が殺される日本の砂入り人工芝に対して否定的な意見が増えているとネットで見ましたが、確かにこちらのクレーは、

球足は遅く、トップスピンはしっかり跳ね、スライスはすべると言うかやや止まる感じの軌道になり、サーフェスの特徴がはっきり伝わってくる感じがします。

うちのチームではケビンがこのコートが大好きだと常々言っています。確かにテニスの醍醐味って感じで面白いんですが、、、




 30過ぎて3セットも走り回って打てませんやっちゃったぁ




Aチームはさすがホームコートクレイコートだけあって皆クレーになれてる感じでした。

僕の対戦相手もフォア、バックともにトップスピンの効いたよく弾む球を打ってくるタイプでなかなか攻めさせてくれません。

何度か若干浅くなったところを叩くいつもの攻めをやってみたんですが、これもサーフェスのせいか、自分がビビッてたのか、決まったと思った球にギリギリラケットが届いて返ってきますどーしよー

そうこうしているうちに徐々にミスがかさんできたので立ち位置ベースラインから大分下がった位置に変え守備的に打ち合う作戦に切り替えましたが、上手く行きました。強打にこだわってたらそのまま自滅してたと思います。

ただいつもよりも走ったせいで第2セットで左足が若干肉離れ気味になり、もつれにもつれてましたが何とか勝った、という感じです。7-6,7-6、2時間半くらい。

やっぱりさくっと終わるハードコートハードコートがいいです。「フレンチオープンのプロはしんどいだろーなー」とちょっと試合中に考えたりしました。



一点クレーのいい点として、ボールの跡がはっきり残るし、オンラインの時はバウンドが変わるので個人的には誤審の少ない比較的フェアな試合内容になりやすいと思ってたんですが、今回はうちのチームに気合が入りすぎていたせいか、他のコートではいろいろと口論が巻き起こる全体的に荒れた内容になりました。

不思議なもので先に食ってかかった方が負ける、という法則がありました。



残念だったのはクレー好きのケビンで、6-2, 4-0 (40-15)と大量リードで放ったセンターへのサーブラケット黄(とても得意)をフォルトとコールされ、競ってる展開でもないのになぜか我慢できず相手と口論そりゃないぜしてしまい、そのまま怒りで平常心を失って結局6-2, 6-7, 0-1という大逆転負け喫してしまいましたやっちゃったぁ

彼は普段とてもいいやつなんですが、弁護士という職業柄か練習でも試合中の微妙なコールにはかなり強く抗議する癖があるのが残念です。

サービスエース一本を諦めていれば彼もチームも勝てたはず、ということで本人も後で猛反省していました。聞けば試合中ずっと妙な動きや発言を繰り返してたことがケビンは気になっていたらしく、サーブの誤審(疑惑)で我慢できなくなったそうです。

まぁ次があるさ。



左足の様子がおかしいので、ジョンが帰ってくる来週は練習も試合もダブルスをやらせてもらえるようキャプテンにはお願いしてきました。

来週はネットでがんばりますパンチ

チーム成績   個人成績(S:シングルス、D:ダブルス)
×2-3      ×6-7,4-6(S)
○3-2      欠場
○5-0      ○6-0,6-2(D)
○4-1      ○6-1,6-1(S)
×2-3      ○7-6,7-6(S)
試合レビュー | 投稿者 Aak 04:52 | コメント(0)| トラックバック(0)

リーグ戦開幕!

久々の更新ですが、ここからはマメにします。


何故ってUSTAリーグ(団体戦)が始まったからです。もう4週経ってますが。。



シングル2本、ダブルス3本の団体戦で、チームでは若いにっこり方に入る僕はシングル要員。


サンデーテニスで一緒だったケビン、ジョンと3人でシングルを担当します。


薬剤師になる勉強中のライアンも今月末に合流予定なので、そうなるとおそらくライアンと僕でダブルスを組むことが増えるんじゃないかと思います。キャプテン次第ですが。




このリーグ、サークルの団体戦みたいなもんなのですが、週に1回試合があり、11週終わった時点で上位2チームがプレーオフ進出、という結構本格的なもので、競争心を煽ります。

僕にとっては3シーズン目、去年は7勝4敗で惜しくも3位でした。9月には日本に帰るので最後のシーズンです困った

団体戦という事もあり、普段とは違う緊張感が味わえるのと、自チームの応援をしながらチームメイトと話が出来るのでこのリーグは僕のアメリカ生活を劇的に変えてくれました。人間模様も面白いので今後はそういった様子もアップしたいと思います。



今年は4週終わってチーム成績は3勝1敗。まだ先は長いですが、もう一つも落としたくない、というのがチームの雰囲気です。

僕の個人成績はシングル1勝1敗、ダブルス1勝、1欠場。
去年はシングルスで1敗しかしなかったのに、今年は怪我をしていたとは言え初戦に土をつけられましたまいったぁ


怪我を治してからは勝てているので目指すは残り全勝でがんばりますパンチ


チーム成績   個人成績(S:シングルス、D:ダブルス)
×2-3      ×6-7,4-6(S)
○3-2      欠場
○5-0      ○6-0,6-2(D)
○4-1      ○6-1,6-1(S)
試合レビュー | 投稿者 Aak 04:41 | コメント(0)| トラックバック(0)

自分のプレー

用事がありましてしばらく日本に帰っていました。


久々でしたがあまり久々という気はせず、母国はいいなぁとしみじみ感じてアメリカに帰ってまいりました。


無事先週土曜日に帰国し、時差ぼけでしんどかったものの、夜ちゃんと眠れるようにと早速翌日サンデーテニスへ。


今回ちょっとした楽しみはストリングを2本とも変更したことでした。


 一本目:アルパワーラフ → プロハリツアー
 二本目:エクセルプレミアム → エクセルパワー


自分の中の決め事として、よくラケットが触れている日はポリガットを使い、楽したい時はナイロンを使う、というのがあります。

プロハリはポリの中では柔らかいとは言え、打ってみるとやっぱり帰国翌日に振り回すのはちょっとしんどい気がしたのですぐにエクセルパワーへスイッチ。

このエクセルパワー、結構最近出たストリングで期待していたのですが、プレミアムよりも多少打球感が硬いものの、なかなかよかったです。後は耐久性が良ければ言うことありませんが、それが分かるのはもう少し先のことですね。


そんなニューウェポンで今日は誰とやるのかな、というか既に眠いな、と思っていたら、


「3番コート、Aak vs Jessica」


の声。


一週スキップしただけなんですが新キャラが登場したようです。こういう変化が頻繁にあるのでサンデーテニスは好きです。

一緒にアップしていたライアンに「誰?」と聞くと。


She's a girl.」


との回答。

このサンデーマッチは「NTRP3.5以上の男性用」プログラムなんですが。。。

確かに向こうからいたって普通の体格の女の子が一人歩いてきます。


「She's good.」


と続けてライアン。先週は強打者ジョンと互角にシングルスをやっていたとのこと。

上手いとは言え女の子と真剣勝負なんてやったことないし、ちょっと緊張します照れちゃう

でもやっぱりやられるのはイヤ、と気合を入れて臨みました。



結果、、、3-6で敗北まいったぁ



アメリカ人にしては華奢な方の体格にもかかわらず、伸びのあるストロークと軽快なフットワークで攻めきられてしまいました。

後で聞くとどこぞの大学でプレーするNTRP5.5プレーヤーとのこと。男とは言え4の自分がひねられるのもちょっと納得です。



が、I believe 勝てないことはなかったはず。

実際、前週はジョンに負けた、とジェシカ。



今回最大の反省点はラリー中攻めに転じるのが一球ずつ早かったことです。

安定していい球を放つ相手に対して自分が勝っているものを考えた時に、パワーだ球速だと安易に思ってしまったのがあまりにも幼稚で情けない。

本来なら後一球きっちり繋いで、決定的な場面を作るところを何度も叩きに行ってしまいました。

やってる時は無茶な攻めではないつもりでしたが、ことごとくテープにあたったことがリズムの悪さを証明しています。反省です。



反省の中2試合目のダブルスをこなしていたのですが、二つ隣のコートでジェシカ相手に派手なアウトを量産しているライアンを発見。


お前もか・・・冷や汗


攻略法は考えてあるので次にジェシカとあたったら勝ちに行きます。




学んだこと:自分のプレーを見失わない人が強い人。
試合レビュー | 投稿者 Aak 05:35 | コメント(0)| トラックバック(0)

平常心

人間一秒間に7つくらい物事を考えられるそうです。

昔日本で行ってたテニスコーチが言ってました。

それだけ短い間に物事を複数考えられるので迷いが生じ、判断が遅れることがある、ということです。



この時コーチはこうも言ってました。

「残念ながら日本人の方がいろいろ考える傾向にあって、アメリカ人なんかは結構迷いなく攻めきれちゃうんですよね。」と。



もちろん説明の都合上日本人、アメリカ人というくくりをしてくれたわけですが、アメリカ人でもいろんな人がいます。



昨日のサンデーテニスはシングルス2試合。

1試合目の相手は友達のライアン。推定25歳の強打者、かつ僕が苦手とするレフティーです。

まさに上のコーチのコメントにあるようなタイプで、得意のサーブでは時折セカンドでもファーストサーブを打つ思い切りのよさは尊敬します。

波に乗せてはいけないとがんばりましたが、4-6、0-4で時間切れ。
第一セットは先にブレークして4-2リードだったことを考えると8ゲーム連取されるという情けない結果でしたまいったぁ

奴の弱点のはずのバックハンドも最初は不安定だったのに、乗ってくると次々とショートクロスにウィナーを取られ、まさに攻めきられた感あり。




2試合目。多分同い年かちょっと年上のアダム。関係ないけど弁護士。

体も大きく、ボールのスピードだけで言ったらライアンと遜色ないんですが、彼とは過去3度対戦して一度もセットを落としたことがありません。



頭がいいからなのか、考えすぎです。

ネットのこちらからでも感じちゃいます。



今回も第1セットを6-0であっさりと取り、第2セットへ。

彼が第1ゲームをキープした後、「せっかくだからいつもと違うことを・・・」と欲張った僕はサーブアンドボレーで自滅やっちゃったぁ。0-2です。

その後のゲームからは気を取り直したつもりが、あれよあれよという間に0-5になってしまいました。

「多分勝ちを意識するから多少は崩れるだろう。こっちがミスしなきゃ0では負けないか。」と思っていたら、



その後7ゲーム連取で、7-5で勝ててしまいました。



「That was the weirdest game I've ever played.」

とアダム。そりゃそうだ。

彼の方からミスしたとか、自滅したわけじゃないんです。

決して悪いわけじゃないのに0-5から挽回されていく中、彼が具体的に何を考えていたのかは分かりませんが、

天を仰いで何か言っていたのでどうすればいいのか分からなくなっていたのは間違いないようです。

きっとどうすればいいのか具体的にまとまらないまま、意志のないボールをこっちに返してしまったんでしょう。

勝ちが見えた時こそ平常心、集中力というのは人種を問わず難しい。

久々に勝った試合から学んだことでした。
試合レビュー | 投稿者 Aak 04:36 | コメント(0)| トラックバック(0)

時間を奪う

テニス用語としてシコラーという言葉がすっかり定着しているようですが、あまりこの響きが好きではないので僕は使いません。

昨日対戦したアーニーおじさん。

これが典型的な繋いでくるタイプで、久々のゆるーいペースの試合に苦労しました。




もーね、結構追い込んでるつもりでも、ぜんっぶロブ気味のボールがベースライン付近に落ちてきます。




1セット目は6-3で奪いましたが、2セット目になると、明らかに強打の数が多い自分の方がバテてきます。

ミスがかさみ、時間で切られた時点で1ブレークを許して2-4になっていました。



アガシに憧れた事もあり、僕の得意なショットは大抵の人と同じフォアハンドですが、

所詮は素人ですから、ベースライン後方からではウィナーを奪うにも無理があります。

全く攻めてこないプレースタイルを相手に、2セット目以降徐々にミスが増え、息が上がってくる様は、

蟻地獄の蟻。



うちで一番強いジョンとやる時の方が、ウィナーは多いし、ミスも少ないし、そもそもこんなに疲れません。



なぜ?



答えは簡単でやっぱり相手に時間を与えすぎなんでしょう。

ジョンはかなりの強打者なので奴の球を打ち返すだけでも結構なスピードのラリーになります。その中でちょこっとコースやリズムに変化がつけられるとかなり効きます。

でもアーニーはとにかくムーンボール連発の為、相手の力は利用できません。

例え一球押し込めても、ムーンボールが上がっている間に体勢を立て直してしまいます。

かなり走らせてもそれが持続できる、体力あってのプレースタイルなのかもしれませんが。





強打一辺倒のテニスは随分前に卒業してますので、相手の時間を削る次の手段は当然ネットプレー、というのは試合中も頭の中では分かってましたが、

でも元々あまり得意じゃないのに加えて、ストロークも調子が悪いわけじゃなかったのでネットへ気持ちの切り替えが出来ず、上手く出られなかったのが反省点。

速いパスが来るわけじゃないのでもっといっぱい出てみれば楽に進められたはずだったのに。。。

未熟撃沈

あと最初はよかったんですが疲労が溜まるにしたがって、ラケットを腕力で振っていた気もします。

これはもう理にかなった体の動きから完全に遠ざかってます。余計疲れる。



とまぁスコアよりも内容がいろいろと考えさせられるシングルスでした。

とりあえず次の試合のダブルスで、しっかりボレーは練習させていただきました。



本日学んだことラケット青:ストロークに自信があってもネットプレーは混ぜましょう。
試合レビュー | 投稿者 Aak 03:57 | コメント(0)| トラックバック(0)
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