2007年12月15日
我慢と王子様
先週僕にシングルで勝ったライアン(左利き)と今週もやることになりましたが、
ストローク、サーブ共に執拗なバックハンド攻めを繰り返しなんとか7-5で勝利です。でもやっぱりレフティは苦手です。
彼には、ロン、ロジャーという二人の弟がいて、彼らもサンデーテニスに来ます。
この3男坊のロジャー君(16歳)、若さに任せたぐりぐりのトップスピンを楽しんでいます。
ダブルスだろうとシングルスだろうと、チャンスがあればフォアハンドでのショートクロスを狙う癖があるので、次男のロンに
「なんで?」と聞くと、
「Prince of tennisを見てるからだよ。」とうれしそうに答えられました。
「テニスの王子様」です。テニプリです。
古いところではキャプテン翼以上に超人技で成り立つ漫画、ということでチラッと立ち読みした程度しか知りません。
でもきっと16の彼にとっては小さい頃から見て、テニスを始めるきっかけになった漫画なんでしょう。
僕が高校に入ったときはスラムダンクの影響でバスケ部入部者が多かったんですが、こっちでも大きい日本漫画の影響力に感心しました。
「そんなあいつにはこういう違う年代の人と試合が出来る場はありがたい。我慢することが重要だと覚えることが出来るからね。」とロン。確かに。
テニスには、逆転ホームランもKOパンチもないし、制限時間もないから先行逃げ切りも、ブザービーターもありませんからね。
高校の時はそれが分からずに何度負けたことか・・・。
隣のコートで試合巧者トムのネットプレーに対して、パスが抜けずに苦戦するロジャーを見て、ほほえましく思いました
ストローク、サーブ共に執拗なバックハンド攻めを繰り返しなんとか7-5で勝利です。でもやっぱりレフティは苦手です。
彼には、ロン、ロジャーという二人の弟がいて、彼らもサンデーテニスに来ます。
この3男坊のロジャー君(16歳)、若さに任せたぐりぐりのトップスピンを楽しんでいます。
ダブルスだろうとシングルスだろうと、チャンスがあればフォアハンドでのショートクロスを狙う癖があるので、次男のロンに
「なんで?」と聞くと、
「Prince of tennisを見てるからだよ。」とうれしそうに答えられました。
「テニスの王子様」です。テニプリです。
古いところではキャプテン翼以上に超人技で成り立つ漫画、ということでチラッと立ち読みした程度しか知りません。
でもきっと16の彼にとっては小さい頃から見て、テニスを始めるきっかけになった漫画なんでしょう。
僕が高校に入ったときはスラムダンクの影響でバスケ部入部者が多かったんですが、こっちでも大きい日本漫画の影響力に感心しました。
「そんなあいつにはこういう違う年代の人と試合が出来る場はありがたい。我慢することが重要だと覚えることが出来るからね。」とロン。確かに。
テニスには、逆転ホームランもKOパンチもないし、制限時間もないから先行逃げ切りも、ブザービーターもありませんからね。
高校の時はそれが分からずに何度負けたことか・・・。
隣のコートで試合巧者トムのネットプレーに対して、パスが抜けずに苦戦するロジャーを見て、ほほえましく思いました
2007年12月06日
買ってしまった
昨日こんなものが出たことを知り、買ってしまいました。。。
限定USAデ杯カラー。
ロディックもブレークも好きじゃないんだけど。
顔も思いっきり日本人なんだけど。
一応住んでる時にアメリカがデビスカップ優勝した記念に・・・
次のテニスで履こう。
限定USAデ杯カラー。
ロディックもブレークも好きじゃないんだけど。
顔も思いっきり日本人なんだけど。
一応住んでる時にアメリカがデビスカップ優勝した記念に・・・
次のテニスで履こう。
2007年12月04日
平常心
人間一秒間に7つくらい物事を考えられるそうです。
昔日本で行ってたテニスコーチが言ってました。
それだけ短い間に物事を複数考えられるので迷いが生じ、判断が遅れることがある、ということです。
この時コーチはこうも言ってました。
「残念ながら日本人の方がいろいろ考える傾向にあって、アメリカ人なんかは結構迷いなく攻めきれちゃうんですよね。」と。
もちろん説明の都合上日本人、アメリカ人というくくりをしてくれたわけですが、アメリカ人でもいろんな人がいます。
昨日のサンデーテニスはシングルス2試合。
1試合目の相手は友達のライアン。推定25歳の強打者、かつ僕が苦手とするレフティーです。
まさに上のコーチのコメントにあるようなタイプで、得意のサーブでは時折セカンドでもファーストサーブを打つ思い切りのよさは尊敬します。
波に乗せてはいけないとがんばりましたが、4-6、0-4で時間切れ。
第一セットは先にブレークして4-2リードだったことを考えると8ゲーム連取されるという情けない結果でした。
奴の弱点のはずのバックハンドも最初は不安定だったのに、乗ってくると次々とショートクロスにウィナーを取られ、まさに攻めきられた感あり。
2試合目。多分同い年かちょっと年上のアダム。関係ないけど弁護士。
体も大きく、ボールのスピードだけで言ったらライアンと遜色ないんですが、彼とは過去3度対戦して一度もセットを落としたことがありません。
頭がいいからなのか、考えすぎです。
ネットのこちらからでも感じちゃいます。
今回も第1セットを6-0であっさりと取り、第2セットへ。
彼が第1ゲームをキープした後、「せっかくだからいつもと違うことを・・・」と欲張った僕はサーブアンドボレーで自滅。0-2です。
その後のゲームからは気を取り直したつもりが、あれよあれよという間に0-5になってしまいました。
「多分勝ちを意識するから多少は崩れるだろう。こっちがミスしなきゃ0では負けないか。」と思っていたら、
その後7ゲーム連取で、7-5で勝ててしまいました。
「That was the weirdest game I've ever played.」
とアダム。そりゃそうだ。
彼の方からミスしたとか、自滅したわけじゃないんです。
決して悪いわけじゃないのに0-5から挽回されていく中、彼が具体的に何を考えていたのかは分かりませんが、
天を仰いで何か言っていたのでどうすればいいのか分からなくなっていたのは間違いないようです。
きっとどうすればいいのか具体的にまとまらないまま、意志のないボールをこっちに返してしまったんでしょう。
勝ちが見えた時こそ平常心、集中力というのは人種を問わず難しい。
久々に勝った試合から学んだことでした。
昔日本で行ってたテニスコーチが言ってました。
それだけ短い間に物事を複数考えられるので迷いが生じ、判断が遅れることがある、ということです。
この時コーチはこうも言ってました。
「残念ながら日本人の方がいろいろ考える傾向にあって、アメリカ人なんかは結構迷いなく攻めきれちゃうんですよね。」と。
もちろん説明の都合上日本人、アメリカ人というくくりをしてくれたわけですが、アメリカ人でもいろんな人がいます。
昨日のサンデーテニスはシングルス2試合。
1試合目の相手は友達のライアン。推定25歳の強打者、かつ僕が苦手とするレフティーです。
まさに上のコーチのコメントにあるようなタイプで、得意のサーブでは時折セカンドでもファーストサーブを打つ思い切りのよさは尊敬します。
波に乗せてはいけないとがんばりましたが、4-6、0-4で時間切れ。
第一セットは先にブレークして4-2リードだったことを考えると8ゲーム連取されるという情けない結果でした。
奴の弱点のはずのバックハンドも最初は不安定だったのに、乗ってくると次々とショートクロスにウィナーを取られ、まさに攻めきられた感あり。
2試合目。多分同い年かちょっと年上のアダム。関係ないけど弁護士。
体も大きく、ボールのスピードだけで言ったらライアンと遜色ないんですが、彼とは過去3度対戦して一度もセットを落としたことがありません。
頭がいいからなのか、考えすぎです。
ネットのこちらからでも感じちゃいます。
今回も第1セットを6-0であっさりと取り、第2セットへ。
彼が第1ゲームをキープした後、「せっかくだからいつもと違うことを・・・」と欲張った僕はサーブアンドボレーで自滅。0-2です。
その後のゲームからは気を取り直したつもりが、あれよあれよという間に0-5になってしまいました。
「多分勝ちを意識するから多少は崩れるだろう。こっちがミスしなきゃ0では負けないか。」と思っていたら、
その後7ゲーム連取で、7-5で勝ててしまいました。
「That was the weirdest game I've ever played.」
とアダム。そりゃそうだ。
彼の方からミスしたとか、自滅したわけじゃないんです。
決して悪いわけじゃないのに0-5から挽回されていく中、彼が具体的に何を考えていたのかは分かりませんが、
天を仰いで何か言っていたのでどうすればいいのか分からなくなっていたのは間違いないようです。
きっとどうすればいいのか具体的にまとまらないまま、意志のないボールをこっちに返してしまったんでしょう。
勝ちが見えた時こそ平常心、集中力というのは人種を問わず難しい。
久々に勝った試合から学んだことでした。